男の子らしさ女の子らしさ

最近の若者は、一見しただけでは男子なのか女子なのかわからないことがあります。このことは服装からも感じられますがが、容貌の変化も現実に認められます。しか し、だからといって、女子のようにみえる男子がすべて女性的だとはいえません。むしろある男子を女性的だという場合、服装、容貌よりも、その性格、行動様式が問題になります。すなわち、動より静を好み、真を追究するより美を求め、小心で神経質、ちょっとしたいたずらにも目をそむけ、判断や決心がなかなかできないような男子が、女性的とされます。このこと自体は問題ではないのですが、ときにつまはじきされたり暴行を加えられるなどして不適応状態に陥ることがあります。こうなると、本人自身も苦しみ、親の悩みも強くなります。

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女にかこまれて育ちしかも父親がよい意昧での権威を保持していない場合、男子は知らずしらずのうちに女性的になってしまうことがあります。同じような家庭環境でも、小さいときから泥まみれになり、いたずらをしたりケガをしたりしながらも友だちづきあいをし、野球、サッカーなどいわゆる男の子の遊びを十分経験していれば、女性的といってひやかされるようにはなりません。たまたま、危ない、いけない、きたないなど禁止や制限が強く続く場合に、子供がそれらの干渉に負かされてしまって、結果的に女性的になってしまうようです。
進学するにしても、就職するにしても、子供が極端な不適応の状態に陥らないように、ある意味での予防をはかる必要があります。そのためには、父親が子供と男子としてのつきあいをしはじめること、家庭の中でいい意味での権威を保つこと、例えば、二人で旅行をする、深夜遅くまで語りあうなど、方法は工夫してほしいものです。
なお、女性的な男の子でも自分の特徴を自分なりにうけとめて、生き生きとした生活をしていれば、もちろん問題はありません。
女性的な男の子と逆の、男性的な女の子の場合も、服装や容貌より性格、行動様式によって男性的とみなされる。すなわち、静より動を好み、真実を追究しようとする姿勢が強く、大胆でものにこだわらず、判断や決心が早く、指導力に富むなど、いわゆる男まさりの女子です。女性的な男子とちがって、不適応状態に陥ることはめったにない。ボーイフレンドのことで悩んだり、誤解をうけてひるんだりしながらも、多くの場合、本人なりに自分の道を選び歩んでいきます。したがって、本人が悩むとしても、それは成長過程の思春期にあるものとして当然であるといえます。
問題はむしろ親との対立から発生するといえます。すなわち、小学生時代はともかくとして、親はそろそろ女の子としてふるまわせようとします。婚期の遅れること、ひいては結婚できないのではないかという心配からはじまる親の干渉しすぎといってよいでしょう。その結果、親子関係がひずみ、家によりつかず、ときには反社会的行動にまで走らせる場合があります。こうなってしまうと解決はなかなか困難です。
大事なことは、本人が本人の個性を育てていくということを信じてやることです。ボーイッシュな女の子であれば、これまでも風あたりは強く、その風あたりをうけながらもやってきたと思います。そして、これからも障壁にぶつかりながら自分を人間として成長させていくことでしょう。もし女の子らしさについて本当に悩み、少しでも女の子らしくふるまいたいと自分から思うとしたら、それは好きな男の子とめぐりあったときかもしれません。そのときにこそ、親あるいは周囲の大人の温かい援助がはじめて功を奏するでしょう。

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