親を馬鹿にする

子供が高校に入ってまじめに勉強していれば、新しい知識もどんどん増えていきます。親が忘れてしまったことや知らないことを目にする機会も多くなります。なんでもないときに、親の知らない知識をこれみよがしにひけらかしても、親としてはあの幼い子供がよくぞここまで成長したものだとむしろうれしく感じます。けれども、親のいうことをきかないとき、親と口論しているときなどに、親のよく知らないことや言葉を使って、あげくの果てに、なんにも知らないくせに、えらそうなことをいうな。などといわれると、親としてはついカッとなりがちです。
しかし、ここでカッとなってはいけません。親を馬鹿にしているような口をきいても、それは反抗の一種です。親がカッとして、親にむかってなにをいうか、とか、言っていいことと悪いことがある。などと本気で怒りだしたのでは、親は子供と同じレベルに降りることになります。子供は、反抗のひとつの手段として親を怒らせようとしているのです。親が怒ってしまえば、子供の手に乗ったことにもなります。

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親はこの世の中で何十年も生活してきています。子供は目先だけでは偉そうなことを言っていますが、まだ実社会の中での生活を姶めていません。子供の言葉は、単に頭で知っているだけの生活の裏づけのない知識にすぎません。親は自分の生活体験に自信を特つべきです。
子供のいう抽象的な難しい論理はわからないかもしれないし、難解な言葉は理解できないかもしれません。けれども、親としては、お前のいうことはよくわからないが、お父(母)さんはいままでにいろいろな経験をしてきた。そういう経験からいうと、この問題についてはこう考えている。と、過去の体験を踏まえた話ができます。頭だけで考えた論理より、生活経験に支えられた、いってみれば生活の知恵の方がはるかに説得力があります。もちろん、反抗している子供は簡単に納得しないでしょう。しかし、親が落ちついて信ずるところを堂々とのべれば、それでよい。子供は表面では反抗的な親を馬鹿にするような態度をとりつづけるかもしれないが、心の中では親の話を 受けいれて、ひそかに舌をまいていることもあります。
馬鹿にされたと思わずに、落ちついて親の立場を説明しましょう。
子供は、ときどき親の知らない難しいい言葉を使います。親としては、これにまどわされてはなりません。そんな言葉は知らないというと、子供に馬鹿にされるのではないかと思って知ったかぶりをすることがあります。これはやめたほうがよい。知ったかぶりがばれたら、子供は心の底から親を馬鹿にし、信頼しなくなるかもしれません。知らない言葉は、はじめから知らないといってよい。
この年頃の子供は、難しい言葉を好みます。本や新聞で読んだりどこかで聞きかじった熔解な言葉にひかれると、一度どこかで使ってみたくてしかたなくなる、使う相手としては、親がもっとも手頃です。親がむずかしいことばを聞いてオタオタするのを眺めるのは、反抗的な子供にとってはかなり楽しいことです。
子どもが親の知らない難しい言葉を喋ったらたら、親は、そんな難しい言葉は知らない。分かるようにやさしく説明してくれないか。と言いましょう。子供が上手に説明できたら、なるほど分かった。つまりこういうことだね。と親自身の言葉で難しい言葉をいいなおしてみるとよい。また、子供がうまく説明できないことも多い。もともとよく知らないで使ってみたという場合が少なくないからです。そんなときは、なんだ、お前もわからないんしゃないか。などとは言わないほうがよい。やはり、親自信の言葉で、こういう意昧なのじゃないのかと子供の説明を手伝うという姿勢を示すのが望ましい。

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