友達ができない

中学入学後、友達がいなくなり、一人で過ごすことが多いという声をよく耳にします。友達がいないとか友達から孤立しているという理由はどこにあるのか。友達ができないと一口に言ってもいろいろな場合があります。それぞれの場合によって対処の仕方も違うものです。
小学生のころと中学生になった時期とでは、友達のでき方や友達の内容が変化します。それは環境に左右されていた、家が近い、教室での席がとなりあっていたものから、自分の心が求める友達、自分の興昧にかなった友達を選ぶようにと変化してくるのです。
中学入学直後は誰でも孤立しがちなものであり、自分の世界にとじこもる時期になりがちです。少しのあいだ様子をみて、学校に慣れたころをみはからって子供が興味をもつクラブ活動に参加するようすすめるなどし、中学生活を十分楽しめるようにもっていくことが必要です。

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劣等感が強いために友人ができにくい場合も考えられます。この場合は、親のほうでどのような点に子供の劣等感があるのか問題点をさぐりだしてほしい。子供の話をよく聞いて、子供に対して中学生活について自信をつける配慮をすることが大切です。
小さいときから協調性のない片りんはみられたが、それが中学生になって拡大してきたという場合があります。例えば、成績がずばぬけている、ある事柄だけに興味が集中してしまってクラスの友達とはあわない、わがままである、といった場合です。また、中学入学前から家庭内に問題があり、そのために協調性が十分に発達しないことも考えられます。
このような場合は、その子にあったすごし方を子供とともに考え、担任教師とも話し合い、学級内で役割を与えることによってある程度の集団生活ができるように試みていくことも必要です。
まったく学級集団から孤立してしまい、必要最小限のつきあいや集団生活ができない場合もときにみられます。こうした場合は、それが家庭内の問題であるか本人自身の問題であるかを分析し、担任教師と相談のうえ専門機関へ相談を持ちこむ必要がでてきます。
よくまじめで几帳面で完全癖のある子供にこうし たケースが見られます。
また、心身に障害を持つ子供の場合などは、そのために過保護に育てられ、自己中心的な行動をとるので、孤立化するような例も出てくることがあります。こうした場合は、専門医の指示を得て適切な見所をしておくことが大切です。
中学生になると、同じような興味、能力をもつ者同視が集まる年齢から一歩進み、自分にないものを友達に見出しその影響をうけていくという友達選びの時期に入ったといえます。しかし、それに伴って、周囲のこと、他人のことを思いやる気持がないと、エゴイストと罵られてのけものにされることになります。相手の気持を傷つけるような行動をとることは避けなければなりません。また、発育期であるため身体、衣服の清潔には特に留意しなければなりません。無精は周囲から嫌われることが多い。要するに、あたりまえの友達づきあいができるように心がけ、自分の嫌われる原因をさぐり、それをつとめてなくすように心がけることです。
友達は子供自身の選んだものであることを親はつねに頭において、親の考えで、あの子は悪い子だから遊ぶなと簡単にいってはなりません。そのまえに、自分の子がこうだからこういう友達を得たのだと考えてほしい。親の考えだけで、成績の良い子、家庭がよい子、性質がよい子など、友達選びの条件に枠をつけて強制はしないことです。そして、友達ができたら家族ぐるみであたたかく迎えいれるような態勢を整えるよう心がけてほしいものです。
あれこれ注文をつけることによっていっそう自分の子供が孤立化してゆくものだと考えてほしい。

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