クラブ活動

学校の体育系クラブに入って連日はげしい運動を重ねるため、帰宅後、ねむくて勉強ができないという悩みをもった中学生は少なくありません。健康管理と学習効果向上という二者をいかにして両立させていくかということです。クラブ活動に熱中することは、勉強の妨げになるから悪いこと、困ったことのように親は考えがちです。しかし、むしろ人間の幅を広げ根性をつけるためには、十分に活動させ、多くの友達を得ることによって学校生活をより充実した楽しいものとすることの方がよほど良いことと思われます。
クラブには、部それぞれに特色があります。運動系クラブでは個人競技と、団体競技とにわけられます。どちらかといえば、団体競技に属するクラブの方が規律、練習の両面にわたり厳しいのがふつうです。団体競技の場合、一人欠けてもチーム全員が試合に参加できなくなるおそれもあるので、特に集団行動の面で規制をうけることになります。一人だけ練習量を加減したり早く帰るようなことは、まず許されないと考えるべきです。そこで困ることは、この時期は学習面においても学問の基礎的なものを学ぶ時期であるから、あまりクラブ活動にのみ熱中してしまうと勉強の時間の捻出に苦しむわけです。しいて時間をつくるとすれば、休息、睡眠の時間をへらすよりはかないから、健康面に影響のでる心配があります。

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短時間で能率をあげる習慣を身につけることによって無駄な時間を切り詰めて、仮眠や勉強の時間をつくり出す工夫をすること。
まず学校においては授業時間内で疑問点を解消しておくことが最上の方法です。特に分からない点はあとまわしにして家でやろうと考えがちですが、こんなことをするとよけい苦しくなります。そこで、家では復習ができないのだと考えて、授業のときにおそれず遠慮せずにどしどし質問したり、自由時間にその教科が得意な級友にあたって聞いてみるというように、教科担当の先生や級友をよい意味でフルに活用する。できるだけ教科の疑問を家に持ち帰らないよう心がけることです。
他方、クラブ活動の場においては勉強のことは一切気にしないで練習に熱中し、十分スポーツにとり組んだという満足感を持って帰宅します。帰宅後は、しばらく仮眠ができるように時間をとっておく必要があります。仮眠の後は家庭の一員として行動させ、気分転換をはかる。そして、夜顔は短時問で効果のあげられる状態で宿題など勉強に取り組む態勢を整えるようにしたいものです。
この際、親は子供が机に向かっている時間が長いことがよいのだという考えは捨てて、どれだけ精神を集中して勉強にとり組んでいるか、能率があがっているかを考えるべきです。学校でクラブ活動のときに専心して活動できなかった者は、夜になっても勉強のかたわらそのことが気になり出して勉強の効果があがらないものです。
学習効果が思うようにあがらず成績が著しく低下したような場合に、親はその最大の原囚はクラブ活動にあるように思い、クラブをやめて勉強に専念するように子供にいいがちです。けれども、クラブ活動をやめさせたところで、子供はその時間のすべてを学習にあてるわけではありません。かえって勉強に身が入らず時間を無駄に使うせいか、学習の効果もそれほどあがらなくなるものです。クラブ活動を全面的にやめさせることはせず、ひかえめに活動させてやり、好きな事をやるのだから、その反面当然しなければならない勉強にも一層力を注ぐようにという助言が望ましい。つまり、適切なバランスを保たせる必要があります。親はとかく成績の面ばかりに目がいきますが、この時期に一つのことに熱中するということは、将来何かに向かって前進する上での原動力ともなりうるので、長い目でその子の人間的成長をみつめることが大切です。要するに、クラブ活動と学習面のバランスのとり方がこの問題のポイントです。

思春期の心理的特徴/ 思春期の告白性と閉鎖性/ 思春期の微妙な人間関係/ 身長の問題/ 痩せている/ 肥満/ 食事の問題/ 睡眠の問題/ 考え方ややることがいつまでも子供っぽい/ 落ちつきがない・内向的傾向/ 劣等感と優越感/ 虚無的と無感動/ 神経質/ 嫉妬深い/ 男の子らしさ女の子らしさ/ 短気で乱暴/ わがまま/ 協調性/ 情緒不安定/ 学校の様子を話さない/ 反抗期/ 弟妹との不仲/ 家庭での孤立/ 個室の要求/ 下宿をしたがる/ 親を馬鹿にする/ 祖父母との関係/ 友達ができない/ 先生ぎらい/ クラブ活動/ 教室での孤立/ 学校ぎらい/ 進路指導/ 勉強の成果が上がらない/ 成績が下がる/ 塾・家庭教師/ 進学拒否/ 志望校の受験に失敗した/ 浪人生活/ 登校拒否/

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