教室での孤立

思春期の子供にとって、友達は重要です。良好な友達関係をつくることができず、教室内で孤立したり、友達から嫌われたり、いじめられたりすることは望ましいことではありません。ここでは、主として友達からいじめられる子供について考えてみます。
心身の発達には個人差があります。思春期は特にその差が著しくなる時期で、身体的発達や精神的発達がおくれ気味の子供がいじめられる対象になりやすい。また、思春期までの親の扱いかたが保護過剰なときは、周囲の友達のことにまで気をくばることができず、自己本位にふるまいがちな子供になることがあります。こういう子供は仲間はずれになりやすい。あるいは、親自身が近所づきあいなどあまりせず閉鎖的な非社会的な生活をしていると、子供の社会性の発達もおくれて孤立することがあります。
学級担任がこの問題を学級会に提案して、その子供が仲間に受けいれるように周囲の態勢を整えさせるといった指導をするとよい。例えば、クラス委員などが一対一で孤立した子供に接し、孤立を避けるように働きかけるのもひとつの方法です。
一方、当人には、学級内の役割を分担させ、それを完全に遂行できるよう配慮して行動に自信をつけさせます。また、自分の長所を発見し、友達のなかに上手にとけこめるようにする。例えば、クラブ活動などに積極的に参加するように助言するのもよい。
全体的な発達が遅れて場合には、劣等感をもたせないような配慮をしつつ本人の発達を待つことです。
親は、友達関係がうまくいかないことについて子供と話しあうことです。その際次のような点に留意してほしい。友達にいじめられる原因を友達に求めず、まず自分がいじめられる原因をつくっていないかを反省してみます。友達を大切にし、自分本位にふるまうことをさけ、友達との約束は必ず守る誠実さを身につけます。この友達からの信頼が、よい友達関係をつくる第一歩です。

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人は誰でも、コツコツと努力を積みがされるよりも自分の好きなことをしていたほうが楽しい。冬の朝、早く起きて学校へ行くよりも、暖かいふとんの中でうつらうつらとしていたいと思う。学校へ行っておもしろくもない授業を聞いているよりも、盛り場でもふらついて気の合った友達とおしゃべりをしていたいと思う。けれども、怠けてばかりいたのでは進歩もないし、大人の場合は社会の中で生話していくことができなくなります。
中学生も高校生も、いってみれば修業中の身です。職業をもち、賃金や報酬を得てはじめて一人前の大人といえます。その意味で彼らは一人前ではありません。一人前の大人になるために努力をしなければなりません。彼らがしなければならぬことは、まず勉強である。
親としては、子供ができるだけ怠けずに努力をするよう躾ねばなりません。こういう躾は、子供が思春期になって反抗するようになってからはじめるものではありません。幼児期からの躾の積み重ねが必要なのです。中学生や高校生で遅刻が非常に多いものがいます。遅刻常習の責任は半分は親にあります。親のそれまでのしつけが適切でなかったためです。
学校をさぼってどこかで時間をつぶすようになっているのは、かなり危険な状態です。親が子供に、勉強する意味、学校へ行くことの意義、努力をすることの重要性についてじっくり話してみても、おそらく聞き入れないでしょう。学校の担任の先生にまず相談しなければなりません。親や先生との話しあいで子供が納得し学校へ行くようになれば、これにこしたことはありません。
放置しておけば非行に走りかねない状況です。専門家に相談してその指示をうけたほうがよい。どこへ相談にいったらよいかも、まず担任の意見を聞くのがよい。一般的にいえば、都道府県立の児童相談所、青少年センター、少年鑑別所、家庭裁判所などがあります。相談に行くのは親としても気おくれがするかもしれませんが、一目も早くでかけたほうがよい。

思春期の心理的特徴/ 思春期の告白性と閉鎖性/ 思春期の微妙な人間関係/ 身長の問題/ 痩せている/ 肥満/ 食事の問題/ 睡眠の問題/ 考え方ややることがいつまでも子供っぽい/ 落ちつきがない・内向的傾向/ 劣等感と優越感/ 虚無的と無感動/ 神経質/ 嫉妬深い/ 男の子らしさ女の子らしさ/ 短気で乱暴/ わがまま/ 協調性/ 情緒不安定/ 学校の様子を話さない/ 反抗期/ 弟妹との不仲/ 家庭での孤立/ 個室の要求/ 下宿をしたがる/ 親を馬鹿にする/ 祖父母との関係/ 友達ができない/ 先生ぎらい/ クラブ活動/ 教室での孤立/ 学校ぎらい/ 進路指導/ 勉強の成果が上がらない/ 成績が下がる/ 塾・家庭教師/ 進学拒否/ 志望校の受験に失敗した/ 浪人生活/ 登校拒否/

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