塾・家庭教師

学習塾の規模は様々で、堂々たる建物と数千人の会員をもつものから、引退した老教師が自宅に数人の子供を集めて教えているものまであります。内容的には、小学生や中学生の教科の予習、復習を行なうもの、上級学校の入学試験のための補習を行なうもの、ピアノ、珠算、書道、図画などの特殊技能を教えるものなどがあります。
現在、学習塾は大流行です。大都市の中産階級の子供で一度も塾にいったことのないものはごく少数ではないでしょうか。その理由は、いうまでもなく厳しい進学競争にあります。効果があるかという質問の意味は、安くない月謝を払って塾に通っても果たして報いられるのかということです。
国立大学の付属中学とか一流大学の人学事の高い有名私立技に入るためには、学校で教えられる教科内容を消化しているだけでは不十分で、より程度の高い問題を解決する力が求められることが多い。したがって、経験の豊かな教師がいて本人の力に適した指導をしてくれる塾に通うことは、入学試験という関門を突破するためには確かに有効です。

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児童や生徒の家庭に訪れて個別的に指導するのが家庭教師です。昔、ヨーロッパの上流家庭ではもっぱら家庭教師によって教育が行なわれていましたが、小学校から大学にいたる近代的な学校制度ができ上がるとともにしだいにみられなくなりました。現在の日本の家庭教師は、学校教育とは別の独自の教育をするものはきわめて少なく、そのほとんどは学校教育が補充し成績を向上させることを目的としています。入学試験が過当競争になっていることが背景にあることは、塾の場合と同様です。
塾に通わせる、家庭教師を招くということは、子供自身の希望によるよりは母親の不安にもとづいて始められることが多い。ただ学校に通わせているだけではほかの子どもに負けてしまうのではないか、という焦りと不安にもとづいています。また、比較的容易に収入源となるところから、家庭教師を志望する大学生や教師がいることも、このような傾向を助長しています。
学校教育は一対多数の教育を行なう場であるから、どうしても一人の先生の目が一人一人の生徒に行き届かないことがあります。そして、親も勉強をみてやれなかったりする場合には、塾にいったり家庭教師にきて貰うことは学習の遅れをとりもどしたり教科の内容をより深く正確に理解させるのに役立ちます。
しかし、大切なのは塾の雰囲気なり家庭教師の人柄です。教えてもらう方が選び相応の代価を払うのであるから、あまりでたらめな塾は経常できないし、家庭教師の場合は断わられてしまいます。したがって、世間の常識からみてひどいものは少ないが、なかには営利 だけを目的としたものもあります。
家庭教師は家庭の中にまで入って一対一の接触をある期間つづけて行なうわけであるから、単に知識の伝授だけでなくその人の思想や趣味やものの考え方などの影響が非常に大きい。特にその中学生や高校生の志望する大学の学生である場合には、憧れをもって接するために、著しく感化される場合があります。また、家庭教師と教元られるものの相性とでもいうものがあって、非常によく気が合い家庭教師も親身になって教えるし当人も実の兄や姉のように慕うといったことがあります。良い影響を残すのは、このような場合です。反対に、時間に遅れたり、勝手に休んだり、教え方が下手であったり不熱心であったり、その家庭の空気にあわない服装や品性をもっているという場合には、違和感が生じてしまいます。要するに、何大学の学生ならだれでもいいというのではなく、親自身がまず家庭教師となるべき人に会ってみることが大切です。そのほか、塾や家庭教師に全面的に依存してしまって学校での学習態度が不熱心にならないように気をつけることも忘れてはなりません。

思春期の心理的特徴/ 思春期の告白性と閉鎖性/ 思春期の微妙な人間関係/ 身長の問題/ 痩せている/ 肥満/ 食事の問題/ 睡眠の問題/ 考え方ややることがいつまでも子供っぽい/ 落ちつきがない・内向的傾向/ 劣等感と優越感/ 虚無的と無感動/ 神経質/ 嫉妬深い/ 男の子らしさ女の子らしさ/ 短気で乱暴/ わがまま/ 協調性/ 情緒不安定/ 学校の様子を話さない/ 反抗期/ 弟妹との不仲/ 家庭での孤立/ 個室の要求/ 下宿をしたがる/ 親を馬鹿にする/ 祖父母との関係/ 友達ができない/ 先生ぎらい/ クラブ活動/ 教室での孤立/ 学校ぎらい/ 進路指導/ 勉強の成果が上がらない/ 成績が下がる/ 塾・家庭教師/ 進学拒否/ 志望校の受験に失敗した/ 浪人生活/ 登校拒否/

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