玩具の選び方

幼児の生活の中心は遊びです。遊びは幼児の心身の発達になくてはならないものです。幼児の遊びを、より豊かでより楽しいものにするために、玩具がつくられています。同時に、玩具は幼児の想像力、自発性、創造力などの成長を刺激するという役割をもっていますと。したがって、親としてはただ玩具を買いあたえるというのではなく、次のような点に注意しつつ、慎重に玩具を選ばなければなりません。
子どもの年齢や能力を考えること。例えば、一歳の男児であれば、積み木、木製の自動車、砂遊びや水遊びの道具などが適当です。これらの玩具は、一歳の幼児でも自由に使いこなせます。電話遊びのセットやはめ絵のパズルなどは、もう少し上の年齢にならないとうまく遊びの中に組み入れることができません。そのために、もの珍しいからいじくりまわしてみるが、遊び方も十分に理解できず、壊してしまうことも多い。
また、それそれの玩具には、それに適した遊びがあります。ままごとの道具とか電話のセットなどは、一人で遊ぶより友だちとの遊びに適しています。二歳半ごろになると、幼児は友達を求めます。そんな時期に、このようなものを与えると社会性の発達を刺激することになります。このように、全身の運動のための玩具(三輪車、輪なけ、すべり台など)、自己表現のための玩具(クレヨン、粘土、はさみ、黒板など)、知的発達を促進する玩具(絵本、かるた、はめ絵のパズルなど)を子供の発達段階に応じてあたえることが望ましい。

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子供の興味を考えること。せっかくよい玩具をあたえても、子供の興味をひかず遊びに使われないようでは意味がありません。子供の興味は、発達に伴ってどんどん変化していきます。現在の子供がどんなことに興味をもっているのかよく知っておく必要があります。
危険のないものを選ぶこと。先の尖ったはさみ、角が尖っていたり切口の始末がよくできていないブリキの玩具、バネで弾丸がとび出すピストルなど、使用法をあやまると、自分自身や他人がケガをするような玩具は避けなければなりません。また、有害な塗料などを使っているものもあるから、注意しなければなりません。
遊びに変化のないものは避けること。一定の遊び方しかないものは、子供がちょっと遊んですぐあきてしまったりするし、自発性や創造性の発達の親点からしても望ましくない。積み木でも特定の物の形に切ってしまってあるものより、何にでもなるような単純な形のほうがよい。組み立てブロックのように、くりかえし何度でも使える玩具はよい玩具です。
以上のような注意が必要ですが、ここで忘れてはならないのは、玩具はあくまで遊びを補助するものであって、玩具がなければ遊べないというものではありません。適当な玩具がなくても、子供は折れた釘でも、木片でも、石ころでも玩具と同じように使って遊ぶことはできます。玩具の数が多すぎると、玩具にふりまわされる結果になったり、玩具を祖末にすることもあります。玩具の数は多すぎてはいけません。また、高価なもの、手のこんだものが、必ずしもよい玩具ではありません。親の手づくりの玩具も子供はよろこんで遊びます。不要になった家庭用品を使って親子が協力して玩具をつくったり、いろいろな遊びを考えだしてみるのもたいへんに良いことです。

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