悪夢にうなされる

小学校一年生の男の子ですが、夢にうなされるとでもいうのでしょうか、夜中にときどき大きな声で泣きます。翌朝はケロリとして何も覚えていません。何か不安なことがこの子にあるのでしょうか。
これはふつう夜驚症といい、床についてから一、二時間して熟睡期がすぎ、眠りが浅くなりはじめたときにあらわれるもので、多くは怯えたたような声を出し、顔つきも恐怖に歪んで何かに追いかけられているような様子を示します。怖いとか嫌と大きな声で叫ぶこともあります。泣き出すこともしばしばで、ときには部屋の中をかけまわることもあります。
敏感で、感じやすく、どちらかといえば神経質で、興奮しやすい幼児に多い。せいぜい小学校低学年までの現象で、思春期以降に生ずることはまれです。

スポンサーリンク

夜驚症は、恐れをともなった夢といってもよいであろう。翌朝になるとケロリとして忘れてしまっていることが多いが、夜中に泣いて起きた直後に聞いてみると、黒いものがあったとか、大きなものがかぶさってきたとかといって深い恐怖を訴えます。
静かに背中をたたいてやったり、手を握ってやったりしていると、自然におさまってしまって、再び眠りに入ってしまいます。
これを直すためには、日常生活の中で強い恐怖を抱くことのないように過ごさせることです。このような子の親、特に母親にはしばしば神経質で、物事を必要以上に怖がったり、不潔視したりする人が多い。子どもがイヌに近づこうとすると、子供がびっくりするような声を出して、そんなに近づくと手を噛まれて、血がドクドクと出てきますよ。というような表現で禁止をします。母親の動作や言葉は、子供に強い恐れを残し、子供なりにいろいろな想像を加えて、イヌについて一つの恐ろしいイメージをつくっていくのです。
子供に聞かせる昔ばなしや童話などでも、母親の語り方が恐ろしさを強調したものであったり、不気味な視覚的イメージに富んだものであったりすると、過敏な子供の心には強い印象を残すのです。
この現象は、敏感で神経質な子供がよく示すもので、同じ内容の話を聞いても、快活でのん気な子供は何でもないのに、特定の子供だけが泣いたり、叫んだりするのです。
本人自身が成長して体力もっか、自分が強いのだという自信が出てくれば、夜驚症はしだいに直っていくものです。対策としては、基本的には親自身が反省して、必要以上の恐怖感を子供にもたせないようにすることですが、そのほかに、就眠前にはつとめて心の平静を保ち、安らかな気持になれるよう話題などにも気をつけなければなりません。

離乳の時期/ 添寝/ 排便のしつけ/ 食事のしつけ/ 厳しい躾と過保護/ 退行現象/ おんぶとだっこ/ 母乳と人工栄養/ 玩具の選び方/ 本の与え方/ テレビの見方/ マンガしか読まない/ 母子家庭・父子家庭/ 継母子関係/ どんな叱り方をしたらよいか/ 指しゃぶり/ 夜泣き/ 噛みつく子/ 夜尿/ 偏食/ 恐がり/ 悪夢にうなされる/ 第一反抗期/ 動物をいじめる/ おばあちゃん子/ 男の子らしさと女の子らしさ/ 兄弟/ 末っ子/ 一人っ子/ 乱暴な子/ いたずらの激しい子/ 父親っ子・母親っ子/ 幼稚園の効果/ 幼稚園ぎらい/ 保育園/ 集団保育/ のろい子/ 自主性のない子/ 内気/ 遊べない子/ いじめっ子・いじめられっ子/ 幼児の嘘/ 悪い言葉と流行語/ 良い性格/ 知能は生まれつきか/ 幼児と読み書き/ 幼児の数教育/

       copyrght(c).子育てと育児.all rights reserved

スポンサーリンク