学校嫌い

二年生の男の子ですが、一年生のときは別に嫌がることはなかったのですが、こんど担任の先生が変わってから、急に学校へ行きたがらなくなりました。無理にいかせるのですが、泣きわめいて困ります。どうすればよいでしょうか。
一年生のときは格別いやがることもなかったというから、原因は、主として二年生になってからのことでしょう。そのなかでは、指摘されているとおり、担任の先生が変わったというのが大きいように思われます。子供と先生との相性というのは、案外重大な問題なのです。この場合、単に何となくあわないのか、それとも何か特別の事件があったのか不明ですが、そこらに問題の鍵が潜んでいそうです。
それから、学校嫌いの程度が実際にどのくらいなのかもよくわからない。毎日泣きわめくのでしょうか、それはどのくらい続いているのか、泣きわめいてもとにかく学校にいかせているのか、それとも、とてもいかせられない状態なのでしょうか。
これらの様子がどうなっているかで、判断はかなり変わってくるのですが、ここでは、一応学校には行かせられる状態にあると想定しておきましょう。

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おそらく学校嫌いが始まってからの期間も長くないと思われます。すると、こんなことになるのではないでしょうか。
一年生のときの先生と慣れ親しんでいたこの子は、二年生になってからの担任がたいへんタイプが違うのでとまどい、そのやり方が嫌いになった。そこに、何かのことで叱られるとか、あるいは友だちが叱られるのを見聞きする。これが機縁となって、子供はしょっちゅう学校で叱られるのではないかという恐怖感をもつようになり、しまいに学校そのものがおそろしくなった。
もちろん、もしそうだとすると、この背景にはさらにいろいろな条件があります。例えば、先生がひと一倍厳格であるかもしれないし、この子には内向的な特質や神経症的傾向が著しいのかもしれない。あるいは、家庭でこの子を過度に甘やかしたり、遂に、親のいいなりにしているのかもしれない。いずれにしても、原因は単純ではありません。
対策としては、以上の事情を合んだうえで、どこに主要な原因があるか考えてみなければなりません。例えば、その担任の先生は一般には評判が良いとすれば、指導方針が特別厳しいとか偏っているためではなくて、この子にとってだけ相性のほうが悪いということになるでしょう。そのときは、むしろ、子供の性格の偏りなり家庭のしつけ方針なりに問題があると思われます。反対に、その先生が厳しいので定評があるといった場合には、子供が何か事件を起こしたのがもとでひどく叱られたことがないかどうか等を調べてみなければなりません。
担任の先生が寛大で信頼のおける人なら、何もかも打ち明けて率直に相談してみたほうが、早く事情がわかってよいのではないでしょうか。そして、学校と家庭との協力のうえで適切な処置のとられることが望ましい。場合によっては、少し休ませて様子をみるなども一つの方法です。
なお、頑固な学校嫌いは、最近、登校拒否とか学校恐怖などの名のもとに問題になっている。発生率では、あまり多いものではないのですが、すぐ思いあたる原因もないのに強い学校嫌いが長く続くようなら、やはり、児童相談所や小児精神科などの専門家に相談を仰いだほうがよいでしょう。

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