安全教育

幼児の交通事故や水死の記事が毎日、新聞にのっています。安全教育ということを聞きますが、子供を事故、特に交通事故から守るためには、親としてどんなことに注意したらいいでしょうか。
子供が生命を失う原因のうちでもっとも多いのは事故によるものです。事故のなかでは、溺死、交通事故、窒息が多く、特に溺死と交通事故死は欧米に比べて非常に高い車を示しています。一歳から二歳までの幼児に多いのは溺死です。これは、水泳中のことではなく水中に転落したことによる死が大多数です。幼児が家の中から戸外に出て遊ぶようになると、交通事故が多くなります。周囲に対する注意力が十分でない二歳から四歳にかけての子供が多く、事故死の約半分が自動車事故や踏切事故となります。このようなとき、よく不慮の事故というが、事故の原因を調べてみると決して不慮ではなく、周囲のものの不注意から生じたものであることが多い。

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事故を防ぐ原則は、第一に、子供を安全な環境におくことであり、第二は、子供自身が事故を防げるようにしつけることです。後者の躾をとくに安全教育といいます。
原則は以上の通りですが、子供の知能や運動機能の発達に応じて安全教育の内容は変わります。
乳児期は自分で事故を防ぐ能力がまったくないから、保護の手を十分に与えなければなりません。幼児期になるとしだいに活動範囲もひろがり、親の目も届かなくなりがちになりますが、他面、危険を感じとる能力もでぎてくるので積極的なしつけが必要となってきます。子供の安全を親が管理する時期から、安全を保つための教育に移行するのです。また、事故を防ぐためには、事故につながる潜在的な原因も除去しなければなりません。疲れすぎ、空腹、家庭のもめごとなどが事故の間接的な原因になりやすい。
安全教育の内容は、ただ法規や慣習の説明とか事故例の解説ではなく、危険を避けるための身体的な訓練や実際場面での学習を通して、行動の仕方を身につけるように指導すべきです。また、なぜそうすると危険で、こうすると安全なのかということを原理的に説明して、子供に理解させること も大切です。
交通事故を防止するために、幼児に教えることとしては次のようなことがあります。
まず、安全な遊び場を選んでやり、車の通るところでは一人遊びをさせないようにすることは当然ですが、子供をつれて歩くときは、しっかりと手をにぎっていなければなりません。親が両手に荷物を持つことは、何としてでも避けるべきです。
また、子供自身の両手に物を持たせたり、運動の妨げになるような服装や履物は、付けさせないようにすることも大切です。
信号や交通規則は、現場にいってくり返し具体的に教えてやらなければなりません。この際、親自身が確実に規則を守らなければならないのはいうまでもないことです。
幼児の交通事故による死亡の原因のうちで多いのは、飛出し、一人歩き、車の直前・直後の横断であることなども、話して聞かせる必要があります。
以上は交通事故を防ぐための注意ですが、このほかに水の事故、やけど、転落、中毒、けがなどに対してもつねに予防を考えておかなければなりません。

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