河川
雨や雪などを流水の形で越後平野へ流す信濃川は、流路延長三六七メートルと日本一で、年間流出量でも、利根川の約二倍で日本一です。流域面積では利根川・石狩川についで第三位だが、信濃川の下流域の流量は、遠く長野県までも広がる全流域にわたる積雪や降雪の影響を大きく受けています。大正一一年に大河津分水が通水するまでは、こうした広大な遠隔地での気候が、信濃川下流の生活に大きな影響を与えていました。大河津分水完成後は増水の大部分が分水路から直接日本海に放出されるようになり、下流域における広大な遠隔地から洪水の影響は少なくなりました。しかし、大河津分水地点よりも下流に流入する刈谷川や五十嵐川などの流域に短時間に集中した降水がある場合は、信濃川下流域は増水の影響を直接受ける事になります。
越後平野大地の歴史/ 新潟砂丘と縄文人/ 水辺の古墳と村/ 河口と潟/ 潟湖と古代役場/ 大河湖沼/ 村・成立と支配/ 潟とくらし/ 川と潟と生活/ 新田と生活/ 町のおこり/ 日々のくらし/ 幕末の村から/ 藩と村の幕末情勢/ 県の設置と村替え/ 新政の進展/ 町村制の施行/ 明治二〇年代/ 水害と低湿地/ 商工業と教育の推移/copyrght(c)2007子育てと育児.all rights reserved
