母乳育児

母乳はすんなり母乳哺育をはじめられる人もいれば、マッサージなどのサポートを必要とする人もいます。初日から母乳が出る人もいますが、出ても少量に過ぎず、産後、骨盤が閉じはじめる2から4日後くらいから乳房が張ってくるというのが一般的です。うまくできたもので、赤ちゃんは栄養の貯えをもって生まれてくるので、生後2から3日は母乳を飲まなくても平気なのです。母乳はお母さんの血液をもとにして作られていて、赤ちゃんに必要な栄養素がたくさん詰まっています。母乳には酵素が含まれていて、母乳の脂肪を吸収しやすくしていますが、この酵素は粉ミルクには含まれていません。粉ミルクにも栄養がたくさん含まれていますがタンパク質やビタミン、ミネラルなどを効率よく腸で吸収できるという点では母乳のほうがずっとすぐれています。また、母乳には白血球や免疫グロブリンが含まれていて、これらには赤ちゃんの免疫システムを強化する作用があります。このほか母乳育児には、いつでもどこでも清潔な栄養を与えることができ、ホルモンの働きにより母体の回復を早めるとともに、無理なく体重が減らせるなどのメリットがあります。スキンシップにより母子ともに情緒が安定し、好ましい母子関係が生まれるともいわれます。母乳の分泌は、産後2から3日で初乳が始り、7から8日目に成乳になります。乳の出方は人によって差があり、産後間もなくから十分な量が出る人もあれば、1、2ヶ月でやっと出るようになる人もいます。母乳分泌が最高になるのは、60から80日といわれています。母乳が出ないという母親は100人に1人くらいだといわれています。出ないからと諦めず、何度でも吸わせてみることも必要です。休養、睡眠、バランスのとれた食事をとり、ストレスをためないようにすることも大切です。

子育てと育児

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