予防接種
予防接種法が制定されたのは、昭和23年ですが、平成6年6月に45年ぶりに大改正が行なわれ、同年10月より施行されることになりました。旧法の改正は一律に行なわれた予防接種によって、社会全体として一定の効果をあげたとの評価はありますが、個人の健康に被害を及ぼすような様々な副作用が多発し、社会問題化したためです。法改正で予防接種を行なう疾病は、ジフテリア、百日咳、急性灰白髄炎、麻診、風疹、日本脳炎、破傷風の7つです。痘瘡、コレラ、インフルエンザ、ワイル病が消え、破傷風が追加された。また、この法律の施行後5年後をめどに、流行の状態や健康被害の発生状況を調べ新予防接種法を制定することしていますが、予防接種行政がいかにあるべきかの問題をも提起しています。現在、予防接種が継続的に受けられているのは、就学前では小児麻痺(ポリオ、急性灰白髄炎)3種混合ワクチン(ジフテリア、百日咳、破傷風)に結核予防のBCGです。各保健所より各家庭へ通知が届きますが、必ず受けなければならないというものではありません。ワクチンを接種するかぎり、程度の差はありますが副作用があります。麻疹、おたふくかぜ、風疹の3種混合ワクチンMMRは死者を含め、重い髄膜炎や脳症などを多発させ、1993年厚生省が当分の間の接種を見合わせた経緯があります(個々のワクチンの接種は行なわれています。)ワクチンは使い方や受ける人の状態、年齢や接種時の健康状態によって効果が得られたり、得られなかったりします。しかし、乳児幼児は感染症にかかりやすく、重症化や後遺症も恐いです。いちばん良いのは、かかりつけの医師や医院のアドバイスを受けることです。病気にかかった場合の程度や後遺症を聞いて、必要なものを受けるようにしましょう。
薬の知識と健康
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