ブックスタート

日本での子供達の読書離れの深刻さに加えて、親子関係の希薄さ、子どもの集中力の低下が問題となっていて、読み聞かせ運動とともに、2001年にブックスタート運動が全国の市町村で始りました。より多くの家庭で本を通して赤ちゃんと親が楽しいひと時を分かち合うことが実現するよう、ブックスタート支援センターは、ブックスタート・パックの作成や、各地を結ぶ情報ネットワークの構築、効果調査、研究活動を展開し運動を支援しています。もともとは親子のコミュニケーションを深めるために0歳児から絵本を読み聞かせようというもので、1992年にイギリスで始りました。この年のイギリスのバーミンガム市の保健所で、図書館員が7ヶ月健診に訪れた300世帯の赤ちゃんたちに、絵本2冊と親向けのガイドブック、図書館登録カード、地域の児童情報などのセットをプレゼントしました。2年後の地元の大学が行なった追跡調査で、パックを受取った家族とそれ以外の家族を比較したところ、子どもとの楽しい時間の過ごし方、という質問に対して読書と答えたのは、一般家族21%に対してパックを受取った家族68%、子どもへのプレゼントには本を選ぶと答えた家族は、一般が10%、パックを受取った家族が75%でした。また、パックを受取った家族の子が3歳になったときの観察調査では、子どもが自分で絵本のページをめくろうとする。子どもがよく質問する。子どもがより深く物語りに参加する。親が絵本の物語以外にも、子どもに話しかけたり質問したりする。親が子どもに物語の続きを予想させる。などの結果がでました。また、この子たちが小学校に入学して受けた基礎テストからは、0歳児から本の時間を習慣として持つことが、子どもの言語能力、計数能力、双方の発達に大きな影響を与えることがわかっています。

子育てと育児

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