陣痛

陣痛とは、お産の時に繰り返し自然に起ってくる子宮の収縮のことをいいます。1時間に6回(10分間隔)以上の子宮収縮のことを陣痛といい、お産の開始はこのときからと定義されています。また妊娠後期でお産が近くなってくると、頻繁におなかが張ってくることがあり、これを妊娠陣痛とか、前駆陣痛と呼ぶこともあります。陣痛は深夜に始ることが多いのですが、その理由はわかっていません。始めは弱くて間隔も長いのですが、徐々に強く間隔も短くなってきます。傷みの感じ方は人によって違いますが、子宮収縮が強くなると、痛みの感覚になってきます。子宮は妊娠前には7から8cm程度の大きさで、10g程度なのですが、お産のころになると30cm以上になり、重さも1kg程度にまで成長します。そして機が熟すると、その筋肉が周期的な収縮を始めます。それは赤ちゃんを押し出す原動力ともいうべきものですが、児頭骨盤不適合や回旋異常なのでお産がなかなか進まないときや、陣痛促進剤の過剰投与などにより、その力が強過ぎてしまう場合を過剰陣痛といいます。逆に陣痛が弱いままでいつまでたっても必要な強さにならない場合を微弱陣痛といいます。陣痛がどのようにして始るかは、まだはっきりとは解明されていません。ある種のホルモンが引き金となるという説もありますが、母体側、胎児側双方からなんらかのシグナルが重なったとき、陣痛が始ると考えられています。

子育てと育児

       copyrght(c).子育てと育児.all rights reserved